特集
五感が喜ぶ オーストリアのワイン街道
2025.09.01
オーストリア・南シュタイヤマルク
この記事を書いた人:J.S.A認定ソムリエ 新井
南シュタイヤマルク・ワイン街道。ワイン街道として70年経つオーストリアで最も古いワイン街道に沿って、エーレンハウゼン、シュトラス、アルンフェルス、オーバーハーク、ロイチャッハという牧歌的なワインの生産地が結ばれています。さらにこのワイン街道の特徴としては、数キロメートル先にスロヴェニアとの国境があること、さらに、街道の近隣にあるガムリッツとの友好関係とワインを作る上での協力体制は、郷土愛に満ちた素晴らしいものがあります。
現代のブドウ畑の設計は、地域の景観づくりの一環として、印象的な風景文化を形成しています。そこには、何世代にも渡り、いかにブドウ畑や果樹園、森林、農地を開拓し、成長し伝統を作り上げてきたかがうかがわれます。ゲストに親切な人々、すがすがしいブドウ畑、フレッシュでフルーティーなワイン、そして、ワイン居酒屋(ブッシェンシャンク)、「クラポテッツ」は目に見えるシンボルとして日常化し、地域の人々だけではなく訪れる人々の生活のリズムを作り上げています。
地理的特徴は、ブドウ畑を抜ける狭い道、アップダウンの多い丘陵地帯です。もう一つのこの地域の特徴としては、たとえ違う世界観を持っていても、南シュタイヤマルクのワイン街道ではどの地域でも、どんな住人でもゲストをすぐに暖かく歓迎するホスピタリティを持っていることです。
